器具が一通り揃ったらサイフォンでコーヒーを淹れてみましょう!
はじめた当初は全然上手くいきませんが、回数を重ねるごとに発見が生れます。
楽しいですよ!
器具について
コーヒーは香りが一番大事です。臭いが器具に残らない様に清潔にして下さい。
淹れる前には必ず温めてから使用して下さい。
新品のろ過布を使う時は必ず煮沸(15分程度)してから使って下さい。
面倒でもろ過布はその都度ろ過器がら外し、水洗いをしてから容器に入れて冷蔵庫等に保管して下さい。
コーヒーカップも必ず温めて下さい。
淹れる量について
すぐに飲む人数分だけをその都度、入れるようにして下さい。
コーヒー豆(粉)について
おいしくコーヒーを淹れる場合は、やはり豆は挽きたてが1番いいと思います。
慣れてくれば変わってきますが、最初にサイフォンで淹れる場合は、基本「中挽き」をお勧めします。
1杯 150ccのコーヒーに対して、10g~12g豆を使用すると思って下さい。
尚、濃いコーヒーが好きな場合はお湯の量を少なくした方が調整がし易いです。
豆やお湯の量については、あくまでも参考意見です。慣れてくれば自分の好みに合わせて調整してください。
サイフォンでコーヒーを淹れる場合の手順
ケトルでお湯を沸かす
ろ過布をろ過器にセットする。
ろ過器を装着する。
コーヒー豆を挽く
ロートに挽いたばかりのコーヒー粉を入れる。
フラスコにお湯を入れ、アルコールランプに点火する。
フラスコのお湯が沸騰したらロートを装着する。
ロートにお湯が上がってきたら竹べらでお湯を数回攪拌し1分計をスタート
コーヒーの粉がゆっくりとお湯がかかるように2~3回やさしく混ぜて下さい。それからタイマーをスタート!
1分たったらアルコールランプを止める。
ロートに入ったコーヒーが3層状に分かれているのがわかるりますか? 1番上が泡 2番目が炭酸ガス 3番目がコーヒーです。次の2回目の攪拌で2層目の炭酸ガスを抜きます。
徐々にお湯がフラスコに戻りだしたら2度目の攪拌をする。
上記でも述べた様に、2層目の炭酸ガスを抜くために攪拌します。絶対に強く混ぜてはいけません。2層目がなくなったらすぐに攪拌はやめてください。
上手くコーヒーがサイフォンに落ちた時のサインです。
フラスコに落ちてしまったのを確認しコーヒーカップに淹れる。
サイフォンで淹れてみた感想はいかがですか?自分で淹れたコーヒーは今までのとはひと味違うと思います。淹れた器具を片付けるのが大変ですが、それすら楽しくなってきますよ。サイフォンで淹れるコーヒーは大変奥が深いです。毎日淹れていても豆の種類や煎り方挽き方などで微妙に変わってきますし、コーヒーの淹れる量や落す時間でも変わるため早く自分の好きな形を確立させて下さい。